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Music that I like recently. Sometimes, Football or films.
Your Twenties & Lawrence Arabia
2008.09.30 (Tue)
JUGEMテーマ:音楽 @ The Sazerac, 11 Sep 2008 爽やかなメロディが凄く良いC86直系なバンドYour Twenties。初めて観たけれど、なかなか。メロディが好みだからちょっとだけひいき目に評価してしまうのだけど、きっと日本でそこそこ宣伝すれば売れそうな感じ。眼鏡男子好きには好印象だろう男の子がなかなか良いのでは。少しパワーポップよりの曲もあったりで、その手の音が好きならはまるかも。 そしてお目当てだったLawrence Arabiaは本当に素晴らしいライブをしてくれた。CDと全然迫力が違うというか、ライブが良すぎる。しっかりとした演奏から生まれる心地よいグルーヴが最高。 米国と英国のメロディの良いところをとったようなメロディと、Beach Boysのようなコーラスとか、もう個人的に好きな要素が詰まっているにも関わらず出てくる音がシンプルというのが憎いじゃないか。一番好きな曲「Talk About Good Times」を聴いたときには鳥肌。打ち込みを一切使わず、楽器だけで全てやっていたけど、この方が音源より遙かに格好いい。またみたいなぁ。 なぜかAmazonに無いようなので、気になったらMyspaceとかYouTubeで探してみてください。あるいはPure Grooveでの通販! Vincent Vincent & The Villains farewell show
2008.09.30 (Tue)
JUGEMテーマ:音楽 @ 93 feat east, 13 Sep 2008 Vincent Vincent and The Villainsの解散ギグ。 さすがに他の出演バンドも観てみたかったのが多かったので、結構お得だなぁと思ったのだけれど、そんなことも無かったのかな、やっぱり。 最初のバンドは見逃したけれど、2番手はCaptain Black。Hollowaysと同じレーベルから出ていたはず。思った以上にしっかりと厚みのある音でビックリしたけれど、まぁまぁかな。悪くはないけれど、もうこういうバンドは腐るほどいる。 そしてBrute Chorusはこの写真からも解るように過剰に暑苦しいパフォーマンスが良くも悪くも印象に残った。ブルースをルーツにしたような骨太ロックンロール。これもまぁ、結構良いと思うのだけれど、そこまで入れ込めないかなぁ。そう、普通なのだ。 その次は今回一番期待していたRob Skipper and The Musical Differences。そう、この名前でピンと来る人はHolloways好きな人。Rob Skipperの新しいバンドで、この日が結成してから初めてのライブだった。Hollowaysの新しいのがあんまり良くなさそうでがっかりしていた貴方にはこちらをお勧めします。Robらしいメロディと(これがたぶん肝)、アコースティック寄りでトロピカルな要素が加わった感じで良い。近いうちにまた見に行ってくる予定。 そしてVincent Vincent and The Villains。ほとんどがアルバムからの曲。それに7インチのB面曲などを少し織り交ぜてのまさに総集編的な内容だった。やっぱりこの人の曲は個人的にツボだなぁ。ちょっとアルバムを出すのが遅すぎたと、このブログでも以前にレビューで書いていたと思うけれど、やはり音楽はかなり生ものだ。 残酷だけれど時の流れには逆らえない。もちろん、過ぎ去ったあとに振り返って再発見されることはあるけれど、やはり基本的には時代と共にあるものだと思うので、タイミングってかなり重要だ。解散してしまったのは残念だけれど、もう仕方ない事だと思う。ただ、最後に彼等を観れたことはやはり良かったと思う。 East London
2008.09.29 (Mon)
by CONTAX T3 / Sonnar 35mm f2.8, Kodak Gold 200 たまにはロンドンのことでも書いてましょうかね。 最近は違うのかも知れないけれど、「ロンドン」といった時に浮かぶ風景というのは、ビッグベンとかセントポール寺院とか、ロンドンブリッジとか、トラファルガースクエアとかそういった風景だと思います。でもそれは観光地として行く場所で、あまりに生活感が無いと思いませんか?もちろん、そういう名所を巡るのは楽しいというのもわかるんですよ。ただ、それはほんの一部の「ロンドン」であって、外向けの顔の様な気がして仕方がないのです。ケンジントン地区の高級デパートとかもバスで通り過ぎることしかない様な僕にとってはなんだか不思議な場所なのです、ウェスト・ロンドンというのは。 住んだことがないので偉そうなことは言えませんけど、ツンとした感じ、気取った感じがどうしてもしてしまうのですね。イースト・ロンドンはもっとごちゃごちゃして、街並みもお世辞にもキレイとはいえないです。だけれど、あまりにキレイなものってなんだか、良いけれど、それ以上ではないというか。外見が美しい女性が必ずしも魅力的ではないように、それだけでは愛情を注げないところが僕にはあるので、どうも西側に興味が持てないのです。 こちらに来たときから東の住人で、9ヶ月の間に2回引っ越しをしたにも関わらず、いずれも東。ロンドンで生活をされた方には解ると思いますが、ポストコードから「E」が外れたことがありません。で、今のところ、E9に引っ越してきてから、55番のバスを使うようになって見つけたのがこの看板。きっと、イーストが注目され始めた頃に掲げられたのでしょう。すでに色が褪せてきていて、ウェストのようにポッシュには成り得ていない現状をそのまま体現しているかのようで、でも、まだ希望は残っているような鮮やかな色合いが若干残る絶妙なこの看板。これに凄く愛着を感じています。この看板を見ると、「あ〜、地元に帰ってきた」と思えます。とくにセンターとか帰ってくるとき、ウェストからバスを乗り継いで帰ってくるときなんかもう涙が出そうなくらい。 そしてなにより、僕が観たいバンドのほとんどがイーストのこじんまりしたヴェニューでやってくれるというのが東に愛着を感じる一番の理由。深夜まで空いているオフライセンスもあることだし。やっぱり僕の生活スタイルにはイーストが合っているのです。もし、ロンドンに来たくて、音楽も好きで、ギャラリー巡りとかもしたくて、というのだったら絶対に東をオススメします。もちろんドッジーなので、その辺の覚悟はしてくるべきでしょうけど。 またたまにロンドンについても書いていくかもしれません、自分の記録としても。 Electricity In Our Homes,Pheromoans
2008.09.27 (Sat)
JUGEMテーマ:音楽 @ Ryan's Bar 5 Sep 2008 まずはPheromoans。 彼等を観たのはこれが2回目。前回はあまりぱっとしなかったのだけれど、今回は、The Sticksのメンバーであり、このバンドにも参加している男の子も結構満足な出来だったらしく「今日は良かったでしょ?」って。確かにその通り。キャパが50人も無いような小さな所だったからかも知れないけれど、格段にまとまっていた。まぁ、結構な大所帯バンドだから大変なんだろうけど、まとまるのも。でも、本当に大分良くなっていたと感じたのは確か。ただ、最近のはやりであるパートチェンジって、ライブの流れをその都度その都度切ってしまうという側面を併せ持っているなとも感じる。勢いと流れがある程度犠牲になってしまう。 そしてメインのElectricity In Our Homes(EIOH)。 この前日かそれくらいのフェスからボーカルが抜けて3人編成となった、新生EIOH。よりすっきりとして本当に余分なものがないような感じになっている。このバンドの肝はドラムだと思うのだけれど、やはりそのドラムがボーカルもやるようになっているし、もともと歌詞らしい歌詞も無いような感じなので、ほとんど違和感は感じなかった。ドラムのタイミングがやっぱり特徴的なのがいい。ポストパンクでガレージなこのバンド、一曲一曲が短い上に、まだ持ち曲が少ないのでいつもこれからっていう時に終わってしまうのが、潔くも少し寂しい。昔はLouie Louieのカバーもしていたけれど、最近はやらないなぁ。4ADと契約をしたようで、これからどう変わっていくのか、変わらないのか、楽しみなバンドの一つ。写真で見ていると解らないかも知れないけれど、彼等3人とも背が結構高くて、見栄えが良くて写真の撮り甲斐があるのも好きな要因の一つかな。もろ英国的なファッションも僕は個人的に好きだけど。 Screaming Tea Party @ 93 feet east 27 July 2008
2008.09.24 (Wed)
JUGEMテーマ:音楽 かなりご無沙汰ですが、ここに書いている以外にも相当な数ギグを観てるのですが、なかなかリアルタイムに書き込めないのが残念。今回は、もうすぐ日本盤もリリースされるScreaming Tea Partyについて。月末売りのクッキーシーンにも書いているので、ここでは写真を中心に。彼等の曲についての思い入れ(?)などを。 彼等のギグは音源を聴く前に観たので、そのライブパフォーマンスが印象に強く残ってしまっているので、後から音源を聴いてがっかりするのが嫌でなかなか手元に置こうとしていなかったのだけれど、「Shayou(斜陽)」という曲を聴いてから、即iTunesでダウンロード購入。もうこの曲が入っている「Death Egg」という6曲入りのEP丸ごと900円というのも素晴らしいけれど、おそるおそる聴いたタイトル曲もあのときのライブの雰囲気を越えることはなくとも失望することなど決してない感じで素晴らしい。 「Between Air and Air」のように斬りつけるノイジーなギターがひたすら格好いい曲はやはりライブで聴く方に一歩譲るのは仕方がないにしても、たぶん音源だけ聴いても、ここのブログを覗いてくれている方々には気に入って貰えるはず。「Reckless Rabbit」なんかも疾走感溢れるギターリフが鳥肌もの。3ピースでの理想的なローファイ・ノイジー・ロック。いや、あまりこういうカテゴライズはしない方が良いかな。 というのも、個人的に気に入っているが彼等の何処かセンチメンタルなメロディだからだ。そしてこのEPのタイトル曲「Death Egg」の様などことなくメルヘンチックで、切なく、暖かみのあるメロディが彼等の特徴だと僕は勝手に思っているからだ。タイトル曲だけでなく、サウンドは疾走感のあるギターサウンドでありながら、そのメロディが切ない「Lets Do Not Say Another Word」や、ドラムの女の子がボーカルをとる「Cracked Up Dietrich」にも何処か懐かしく切ないメロディが流れている。このメロディがくせ者で、何回も何回も通勤中にiPodでリピートしてしまうのだ。 そして、冒頭に書いた「Shayou」。おそらく、間違いなく太宰治の『斜陽』をイメージしての曲と思うのだけれど、(メンバーの一人コウイチくんと遊んだときにも文学話にもなったし、太宰も話題にでたから間違いないと思う。この辺のことはまた何処かに書くと思います。)もう、あの何とも言えない、日が沈んでいくような没落していく華族(貴族)の切ない姿、やりきれないけれどどうしようもない諦めのような、そんな空気感を音にあらわしたインストゥルメンタル。これがたまらなく切なく美しい。そう、美しい。彼等の音は美しい。 |
Calender
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